錬金術師としての使命を放棄したウーゴを憎悪し、ウーゴのアゾートを奪うべく、交通事故に見せかけて殺害する。

フィオナ一家を襲撃したわけではなく、ウーゴを襲撃したと考えるのが正解だと思う。
その理由は二つ。

１．ベリ家の錬金術師としての使命を放棄したことに対するウーゴへの怒り
２．ウーゴが完全なクローンであることに対する妬みと憎しみ

そして襲撃の目的も二つ。

１．憎きウーゴを殺害
２．ウーゴからアゾートの回収

これがフィオナ一家襲撃の真相である。
そう。
当初のリカルドの目的の中にはフィオナの存在なんてどこにもないんだよな。
リカルドの対象となっていたのはあくまでもフィオナの父ウーゴのみ。
母のエイラでもなければフィオナでもなかった。
というより、襲撃後までリカルドはフィオナの存在を知らなかったのが事実かと。
交通事故を引き起こし、ぐねんぐねんに曲がった剣で瀕死のウーゴにとどめを刺し、さあてウーゴのアゾート回収すんぞ・・・・。
ん？後部座席で転がっている娘は誰だ？
ウーゴの娘か！
しかもアゾートを受け継いでるじゃないか！
いいこと思いついた！
この娘に俺を産み直してもらおう！
ワーイワーイ！
・・・こんな感じでリカルドの中に新しい目的ができたんじゃないかな。
だからフィオナをベリ城へ連れて帰った。
城に連れて帰ってからはデビを呼んで、檻にでも閉じ込めておけと命令。
そしてフィオナが気が付くところからゲームはスタートって感じかな。

リカルドがウーゴの所在をどうやって知ったのかは全く不明。