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デビを生かした状態のベストエンディングを見れば、デビの普段の姿が少しだけ見ることが出来る。 枝切りハサミを持って庭木の手入れをしている姿がそれだ。 鼻歌のようなものを口ずさみながらジャキジャキと枝を切っている。
ちょっきんちょっきんちょっきんなぁ♪
雑務というとかなりアバウトな表現だが、城外の力仕事はデビが担当し、城内の清掃や食事の支度などはダニが担当してたと考えていいような気がするね。 それにしても相当広い敷地だからなあ。 仕事としてはかなり大変なんじゃないかと思う。 ベリ城の敷地って新館だけじゃないからね。 でもまあ、前庭のあたりは割りと綺麗になってたから基本的にはあの周辺を特に力入れてやってんのかもしれない。 庭木の手入れしてた場所も前庭だったし。 それにデビにはちゃんと自分の部屋があるんだよな。 新館西側の一番奥にデビの住んでる小屋があったと思う。 フィオナ曰く絶対に寝たくないようなベッドや、愛すべき人形たちの祭壇なんかもあったね。 デビの食事は、ゲームのスタート地点だったフィオナが捉えられていた地下室みたいなとこで行われてるぽい。 一応あの部屋で食材を調理したりしてるんだろうな、きっと。 鍋とか包丁とかあったし。
オツムの弱いデビに仕事の優先順位とかスケジュール管理みたいなことができてたのかどうかは気になるところだ。 逐一リカルドに指示されてやってたのかな? エンディングのときには既にリカルドは死んでいなくなってるから、庭木の手入れをしてたのは自主的にやってたと解釈すべきか? どちらにしても、あのあとベリ城にはデビ以外の住人が誰もいなくなったわけだから、彼に指示を出す人もいなくなったし、ベリ城の雑務をこなすということ自体あまり意味のない行為になってしまったんじゃないだろうか、とは思う。 フィオナ同様、デビリタスがあのあとどうなっていったのかも気になるポイントだなあ。 次回作への下準備ってことだと嬉しいんだけど。
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