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デビは人形が大好きな一方で、礼拝堂にある女神像を彼なりに崇拝しており、普段から神聖なものという位置づけで捉えていたらしい。 失敗作のホムンクルスであるデビの精神の中に、女神が神聖なもので偶像崇拝の対象になるという感覚が存在していたかについてははっきり言ってわからん。 もちろん誰に教わったわけでもないだろうし、自然にそういう気持になったんだろうね。 デビとのラストバトルの場所となったのがこの礼拝堂。 フィオナの勝ち方によってエンディングが分岐する場所でもあるわけだが、一応のベストエンディングにたどり着くにはデビを生かして勝たなくてはいけない。 シャンデリアの下敷きになって意識が朦朧としている中で、祈るようなポーズわとっていたフィオナと女神像が重なって見えたときに、フィオナ=女神という図式が彼の中に出来上がったと思われる。
女神像
フィオナ
それによってその後デビがフィオナを追い掛け回すことは一切なくなり、まさに自分とは次元の違う女神様ぐらいのイメージでフィオナを見るようになる。 バトルの後の土下座する姿や、手垢まみれの鍵を渡すときの仕草、エンディング時に深々と頭を下げる姿などがまさにそれだろう。
土下座デビたん
献上デビたん
お辞儀デビたん
もうちょっと早く気付けよデビたん!
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